最近のお笑い!

全体てきに笑いのつぼを刺激してくれません。たぶん面白いと思う感覚が鈍くなったのか、合わないのかだとは思います。

特にここでは批判したいということではなく、昨日のバンドのようにお笑い芸人がお笑いバンドではなく真剣にバンドをやっているということです。番組企画等ではありますが、それでも練習し人前で演奏できるほどまでに上達するのです。

何が言いたかったかというと、今巷では、CDやコンサートで実際に演奏した物ではない物が多く出回っていると思います。楽曲を量産するためコンピュータを駆使した打ち込みで作られる物のおおいこと、それにヒップホップの流行が重なって、借り物の演奏でひとつの楽曲を作り上げたりデータを実際のコンサートで流したりと生の演奏に浸れる機会は極端に減ってきているような気がします。

そんな中、生演奏を聞かせようとバンドを組まされているのがお笑いの若手達です。先のU.N.O.は実際に自分達で演奏するのかどうか判りませんが、皆さんは「歌笑HOTヒット10」という番組企画物の歌笑バンドをご存知でしょうか。メンバーは池乃めだか(ドラム)、はなわ(ベース)、アンジャッシュの片割れ(名前を知りません)がギターで、元ルナシーの真也がヘルプでドラムたたいてます。ギター以外は経験者ですが、ギターは初心者です。でも毎週練習してちゃんと演奏しています。

今のお笑いブームの中でできたバンドではありますが、生演奏のかっこよさを彼らは実践しているのです。今の若者は生演奏をするための努力がいやでDJやラップに走っているように私の目には映っています。でも、演奏できるというかっこよさに彼らを通して目覚めてくれないかなとひそかな期待を持っています。努力したことが報われる喜び、評価されることのうれしさが番組の一企画ではありますが伝わればと思っています。

結局、お笑い芸人が本来ミュージシャンや音楽関係者がしなければいけない啓蒙活動に担ぎ出されているだけかもしれませんが、、、

http://www.ntv.co.jp/hp/utawara/http://www.ntv.co.jp/hp/utawara/